老後資金や将来の資産形成を考えたとき、3,000万円をひとつの目標にする人もいるでしょう。
3,000万円という金額は決して小さくありません。しかし、積立額や運用期間によっては、新NISAを活用しながら目指すことも可能です。
資産形成では、目標金額から必要な積立額を逆算することで、より現実的な運用計画を立てやすくなります。
この記事では、新NISAで3,000万円を目指すために必要な積立額や、積立額・利回りごとのシミュレーションを紹介します。
- 新NISAで3,000万円を目指すには毎月いくら必要か
- 毎月3万円・5万円積み立てた場合のシミュレーション結果
- 3,000万円を目指すために意識したい資産形成のポイント
この記事を書いた人

この記事を書いている私は元メガバンク行員でお客さまのお金に関するお悩みの対応をしていました。家計を見直して資産を増やすためのお金の知識をお伝えします。
新NISAで3000万円は目指せる?

新NISAを活用して3,000万円を目指すのは可能です。
ただし、毎月の積立額や運用期間、想定利回りによって必要な条件は変わります。
例えば、30年間・年利5%で運用する場合、毎月約3万6,000円の積立で3,000万円を目指せる試算です。
運用期間が短くなるほど、必要な積立額は増加します。
そのため、3,000万円を目指す場合は、できるだけ早く積立を始め、長期間運用することがポイントです。
3000万円を目指すには毎月いくら必要?

3,000万円を目指す場合、運用期間や想定利回りによって必要な積立額は変わります。ここでは目標金額3,000万円から逆算した毎月の積立額をシミュレーションしました。
| 運用期間 | 年利5% | 年利8% |
|---|---|---|
| 20年 | 約7万3,000円 | 約4万9,000円 |
| 30年 | 約3万6,000円 | 約2万1,000円 |
※シミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
30年間・年利5%の場合、毎月約3万6,000円の積立が目安です。
運用期間を長く確保できるほど毎月の負担を抑えやすくなるため、早めに積立を始めることが資産形成のポイントになります。
新NISAで3000万円を目指すシミュレーション

新NISAで3,000万円を目指す場合、毎月の積立額や運用期間によって必要な条件は変わります。
ここでは、積立額と想定利回りごとに将来の資産額をシミュレーションしました。
まずは毎月3万円・5万円を積み立てた場合の資産額を確認してみましょう。
毎月3万円積み立てた場合
毎月3万円は、老後資金づくりとしても取り組みやすい積立額のひとつです。
| 想定利回り | 20年後 | 30年後 |
|---|---|---|
| 5% | 約1,217万円 | 約2,446万円 |
| 8% | 約1,707万円 | 約4,226万円 |
| 10% | 約2,155万円 | 約6,189万円 |
※シミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
毎月3万円を30年間積み立てた場合、年利5%では約2,446万円、年利8%では約4,226万円になる試算です。
3,000万円を目指す場合は、運用期間を長く確保するか、積立額を増やす必要があります。
毎月5万円積み立てた場合
毎月5万円を長期間積み立てることで、3,000万円以上の資産形成も視野に入ります。
| 想定利回り | 20年後 | 30年後 |
|---|---|---|
| 5% | 約2,029万円 | 約4,077万円 |
| 8% | 約2,845万円 | 約7,043万円 |
| 10% | 約3,591万円 | 約1億314万円 |
※シミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
毎月5万円を30年間積み立てた場合、年利5%でも約4,077万円となり、3,000万円を上回る試算です。
老後資金をしっかり準備したい人や、4,000万円以上の資産形成を目指す人の参考になるでしょう。

新NISAで3000万円を目指す3つのポイント

3,000万円を目指すためには、毎月の積立額だけでなく運用方法も重要です。資産形成を進める際に意識したいポイントを3つ紹介します。
できるだけ早く始める
資産形成では運用期間が長いほど複利効果を活かしやすくなります。
3,000万円を目指す場合でも、20年で達成するケースと30年で達成するケースでは必要な積立額が異なります。
運用期間を長く確保できるほど毎月の負担を抑えやすいため、早めに積立を始めるほど有利になりやすいでしょう。
無理のない積立額を設定する
3,000万円という目標を達成するために、無理な積立額を設定すると途中で家計を圧迫する可能性があります。
資産形成は長く続けることが重要です。家計やライフプランを踏まえながら、継続できる金額で積み立てるようにしましょう。高い目標金額を設定しても、途中で積立をやめてしまうと意味がありません。
長期・分散投資を心がける
新NISAは長期の資産形成を後押しする制度です。
投資先を1つに集中させるのではなく、国内外の株式や投資信託などに分散することで、価格変動による影響を抑えやすくなります。
3,000万円という大きな目標を目指す場合は、短期間で大きな利益を狙うのではなく、長期・分散投資を基本に資産形成を進めるのが大切です。
まとめ
新NISAで3,000万円を目指す場合、毎月の積立額や運用期間、想定利回りによって必要な条件は変わります。
30年間・年利5%なら毎月約3万6,000円、年利8%なら毎月約2万1,000円が積立額の目安です。
資産形成では、できるだけ早く始めて運用期間を長く確保するほど、毎月の負担を抑えやすくなります。無理のない積立額を設定し、新NISAを活用しながら計画的に資産形成を進めていきましょう。
