※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。手数料やポイント還元率などのサービス内容は変更される場合があります。最新情報は松井証券公式サイトをご確認ください。
松井証券は、1918年創業、100年以上の歴史を持つ老舗証券会社です。日本で初めて本格的なインターネット取引を導入した証券会社としても知られ、現在も初心者向けのサービスが充実しています。
国内株式は1日の約定代金合計50万円まで手数料無料、NISAでは日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料となっており、少額から投資を始めやすい環境が整っています。
「口座開設は難しい?」「NISA口座も一緒に申し込める?」「最短でいつから取引できる?」と気になる方も多いでしょう。
本記事では、松井証券の口座開設方法や必要なもの、メリット・デメリット、口座開設後に設定しておきたいポイントまで、初心者にもわかりやすく解説します。
- 松井証券のメリット・デメリット
- 口座開設の流れと必要なもの
- 松井証券ポイントやクレカ積立の活用方法

草野みゆ
- 元メガバンク行員
- FP2級・AFP・証券外務員一種
- 金融ライター・編集者
- 『いまから始める新NISA』執筆(P78~95)
行員時代は年間1000人以上の資産運用相談を担当。現在は金融ライター・編集者として活動し、新NISAや資産形成を中心とした記事を執筆しています。
松井証券のメリット

ここでは、松井証券の主なメリットを紹介します。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 国内株式・NISAの売買手数料を抑えられる |
| 投資信託 | 少額から積立投資を始められる |
| ポイント | 投資や保有でポイントが貯まる |
| IPO | 完全平等抽選で申し込みやすい |
順番に見ていきましょう。
国内株式・NISAの手数料を抑えられる
松井証券では、「ボックスレート」といった手数料体系を採用しています。1日の約定代金合計が50万円以下であれば、国内株式(現物・信用)の取引手数料は無料です。
また、NISA口座では、日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料のため、取引コストを抑えながら資産運用を始められます。
少額から投資信託の積立を始められる
投資信託は100円から1円単位で積立金額を設定できます。
通常の積立では「毎月」「毎週」「毎日」から積立頻度を選べるため、自分のライフスタイルに合わせて無理なく資産形成を続けられます。
投資や保有でポイントが貯まる
松井証券では、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信残高ポイントサービス」を利用できます。毎月エントリーすると、対象ファンドの保有残高に応じて松井証券ポイントが付与されます。
また、JCBオリジナルシリーズを利用したクレカ積立にも対応しており、積立金額に応じてJ-POINTが貯まります。
貯まった松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードなどへの交換や、ポイント投資にも利用できます。
IPOは完全平等抽選で申し込みやすい
松井証券では、IPO(新規公開株)の配分予定数量の70%以上を完全平等抽選で配分しています。
抽選時には事前入金が不要のため、資金を拘束されることなく申し込みが可能です。購入代金は当選後、購入申込期間内に用意すればよいため、IPO投資に初めて挑戦する方でも利用しやすい仕組みとなっています。
松井証券のデメリット

つづいて、松井証券の口座開設の前に知っておきたい点もあります。
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| クレカ積立 | 利用できるカードが限られる |
| 積立方法 | クレカ積立は毎月積立のみ |
| 外国株 | 米国株以外の取扱いは限定的 |
クレカ積立に利用できるカードが限られる
松井証券のクレカ積立で利用できるのは、JCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」の対象カードです。
普段利用しているクレジットカードが対象外の場合は、新たに対象カードを申し込む必要があります。
クレカ積立は毎月積立のみ
通常の投資信託積立では「毎月」「毎週」「毎日」から積立頻度を選べますが、クレジットカード決済では毎月積立のみ対応しています。
毎週積立や毎日積立を利用したい場合は、通常の積立設定を利用しましょう。
米国株以外の外国株の取扱いは限定的
松井証券では米国株を取り扱っていますが、中国株や欧州株など、米国株以外の外国株の取扱いは限定的です。
海外株式へ幅広く投資したい方は、他の証券会社とも比較したうえで、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
口座開設に必要なもの

口座開設を始める前に、次のものを準備しておきましょう。
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| 本人確認書類 | マイナンバーカードまたは運転免許証など |
| マイナンバー確認書類 | マイナンバーカードなど |
| メールアドレス | 申込みや口座開設完了の通知を受け取るために必要 |
| スマートフォン | eKYC(オンライン本人確認)を利用する場合に必要 |
あらかじめ必要書類を準備しておくと、手続きをスムーズに進められます。
松井証券の口座開設手順

松井証券の口座開設は、オンラインで申し込みから本人確認まで完結します。スマートフォンでeKYC(オンライン本人確認)を利用すれば、申込内容や提出書類に不備がない場合、総合口座を最短即日で開設できます。
STEP1 口座開設を申し込む
公式サイトからメールアドレスを登録し、氏名や住所などの必要事項を入力します。
新しくNISA口座を開設する場合は、総合口座と同時申し込みも可能です。
STEP2 本人確認書類を提出する
本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。
スマートフォンでeKYCを利用すると、その場で本人確認が完了します。eKYCを利用しない場合は、本人確認書類などをアップロードする方法や、申込書を郵送する方法も選択できます。
STEP3 審査・口座開設が完了する
総合口座の開設までの目安は次のとおりです。
| 申込方法 | 開設までの目安 |
|---|---|
| eKYC(スマートフォン) | 最短即日 |
| オンライン(画像アップロード) | 最短3日 |
| 郵送 | 最短1週間 |
NISA口座を同時に申し込んだ場合は、総合口座開設後に税務署での確認が行われるため、利用開始まで1〜2週間程度かかります。
STEP4 初期設定を行う
口座開設後は、メールまたは郵送で案内された内容をもとに、取引暗証番号とパスワードを設定します。設定が完了すると、お客様サイトへログインして取引を始められます。
あわせて、出金先口座の登録も済ませておくと、入出金の手続きをスムーズに行えます。
NISA口座を同時に申し込んだ場合は、税務署での確認完了後、お客様サイトの「各種口座開設状況」で「開設済」と表示されていることも確認しておきましょう。
口座開設後に確認・設定しておきたいこと

口座開設が完了したら、取引をスムーズに始めるために、次の設定も済ませておきましょう。
投信残高ポイントサービスにエントリーする
投信残高ポイントサービスは、投資信託を保有しているだけではポイントは付与されません。
毎月エントリーが必要で、エントリーしなかった月はポイント付与の対象外となります。投資信託を保有している方は、忘れずに手続きを行いましょう。
クレカ積立を設定する
JCBオリジナルシリーズをお持ちの方は、クレカ積立を設定すると、積立額に応じてJ-POINTを受け取れます。
積立金額は100円から10万円まで、1円単位で設定できます。毎月10日(非営業日の場合は前営業日)までに設定すると、翌月1日から積立が開始されます。
NISA口座で積立設定をする
NISA口座を開設しただけでは、自動で積立は始まりません。
投資信託を選び、「つみたて投資枠」または「成長投資枠」で積立設定を行うと、NISA制度を利用した資産形成を始められます。
よくある質問
ここでは、松井証券の口座開設でよくある質問を紹介します。
- 口座開設に費用はかかりますか?
-
口座開設費用・口座維持費ともに無料です。
- 総合口座とNISA口座は同時に申し込めますか?
-
はい。オンライン申込みでは、総合口座とNISA口座を同時に申し込めます。
ただし、NISA口座は総合口座の開設後に税務署での確認が行われるため、利用開始まで1〜2週間程度かかります。
- 特定口座は「源泉徴収あり」と「なし」のどちらがおすすめですか?
-
初心者の方は、「源泉徴収あり」がおすすめです。
証券会社が税金の計算や納付を行うため、原則として確定申告の手間を省けます。
- 松井証券とSBI証券・楽天証券は併用できますか?
-
複数の証券会社で口座を持つことは可能です。
ただし、NISA口座は1人につき1口座のみのため、複数の証券会社で同時の利用はできません。
- 口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?
-
スマートフォンでeKYC(オンライン本人確認)を利用した場合は、申込内容や提出書類に不備がなければ、総合口座を最短即日で開設できます。
画像アップロードによる申込みは最短3日、郵送での申込みは最短1週間が目安です。
NISA口座を同時に申し込んだ場合は、税務署での確認があるため、利用開始まで1〜2週間程度かかります。
- 松井証券ポイントはどのように貯まりますか?
-
投資信託の保有残高に応じて付与される「投信残高ポイントサービス」や、対象キャンペーンへの参加で松井証券ポイントを貯められます。
また、クレカ積立ではJCBのJ-POINTが付与され、松井証券ポイントへの交換も可能です。貯まった松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードへの交換や、ポイント投資に利用できます。
まとめ
松井証券は、国内株式やNISAでの売買手数料無料、投信残高ポイントサービス、クレカ積立など、初心者でも始めやすいサービスが充実したネット証券です。
総合口座とNISA口座は同時に申し込めるため、これから資産運用を始めたい方でもスムーズに手続きを進められます。
口座開設後は、投信残高ポイントサービスへのエントリーやクレカ積立、NISAの積立設定などを行い、自分に合った資産形成を始めてみましょう。
参考資料
- 松井証券「口座開設」
- 松井証券「手数料」
- 松井証券「NISA」
- 松井証券「投資信託」
- 松井証券「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」
- 松井証券「ポイントを使う・投資する」
- 松井証券「クレカ積立」
- 松井証券「IPO(新規公開株)」
- 松井証券「よくあるご質問(Q&A)」
