※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。手数料やポイント還元率などのサービス内容は変更される場合があります。最新情報は楽天証券公式サイトをご確認ください。
楽天証券は、総合口座数が1,400万口座を超えるネット証券です(2026年4月時点)。口座開設者のうち、投資未経験者の割合は76.5%で、初めて投資をする方にも多く選ばれています。
楽天ポイントや楽天カード、楽天銀行といった楽天グループのサービスと組み合わせて利用できる点も特徴です。
これから口座を開設しようと考えていても、「手順がわからない」「NISA口座は一緒に申し込める?」「楽天カードや楽天銀行と連携した方がいいの?」と迷う方もいるでしょう。
この記事では、楽天証券の口座開設方法や必要なもの、メリット・デメリット、口座開設後にやっておきたい設定まで、初心者にもわかりやすく解説します。
- 楽天証券のメリット・デメリット
- 口座開設の流れと必要なもの
- 楽天カード・楽天銀行と連携するメリット

草野みゆ
- 元メガバンク行員
- FP2級・AFP・証券外務員一種
- 金融ライター・編集者
- 『いまから始める新NISA』執筆
行員時代は年間1000人以上の資産運用相談を担当。現在は金融ライター・編集者として活動し、新NISAや資産形成を中心とした記事を執筆しています。
楽天証券のメリット

ここでは、楽天証券のメリットを紹介します。
国内株式の取引手数料が無料(ゼロコース)
楽天証券には「ゼロコース」があり、条件を満たすと国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料になります。
NISA口座・特定口座・一般口座のいずれでも利用できるため、取引コストを抑えながら投資を始められます。
100円から投資信託の積立を始められる
投資信託は100円から積立投資を始められます。
少額から始められるため、投資初心者でも無理なく資産形成をスタートできます。毎月決まった金額を積み立てることで、価格変動の影響を抑えながら長期投資を続けやすい点もメリットです。
楽天カード・楽天ポイントを活用しながら投資できる
楽天カードで投資信託を積み立てると、決済額に応じて楽天ポイントが貯まります。さらに、貯まった楽天ポイントは、投資信託や国内株式、米国株式(円貨決済)の購入にも利用できます。
クレカ積立のポイント還元率は、対象ファンドやカードの種類によって異なります。
| カード | 年会費 | 還元率の目安 |
|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 無料 | 0.5% |
| 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% |
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1% |
| 楽天ブラックカード | 33,000円 | 2% |
※2026年7月11日時点
楽天キャッシュ積立と組み合わせることで、毎月最大15万円まで積立できます。
楽天ポイントを普段から利用している方は、「ポイントを貯める・使う」と「資産形成」を一つのサービス内で完結できる点も魅力です。
「マネーブリッジ」で楽天銀行の普通預金金利が優遇される
楽天銀行を利用している方は、楽天証券との連携サービス「マネーブリッジ」を設定すると、普通預金金利の優遇を受けられます。
また、株式や投資信託を購入する際に必要な資金を楽天銀行から楽天証券へ自動で移動する「スイープ」機能も利用できるため、その都度入金する手間がかかりません。
米国株も豊富に取り扱っている
楽天証券では約4,500銘柄の米国株を取り扱っています。
AppleやMicrosoft、NVIDIAなど主要企業に加え、米国ETFにも投資できます。NISAの成長投資枠でも多くの商品を購入できるため、米国株を中心に資産形成をしたい方にも利用しやすい証券会社です。
楽天証券のデメリット

続いて、デメリットを紹介します。
IPO(新規公開株)の取扱数が少なめ
IPO投資を積極的に行いたい方にとっては、主幹事案件や取扱銘柄数が比較的少ない点はデメリットといえます。
IPOへの当選機会を増やしたい場合は、複数の証券会社で口座を開設するのも一つの方法です。
期間限定ポイントは投資に使えない
ポイント投資で利用できるのは、通常ポイントと楽天証券ポイントです。
期間限定ポイントは利用できないため、普段の買い物で獲得したポイントを投資に使いたい場合は、ポイントの種類を確認しておきましょう。
投資できる外国株の対象国は限られる
楽天証券では米国株を中心に充実したラインアップを取り扱っていますが、外国株を購入できる対象国は6カ国です。
欧州株や新興国株など、より幅広い国の個別株へ投資したい方は、取扱銘柄が豊富な証券会社も比較するとよいでしょう。
口座開設に必要なもの
楽天証券の口座開設を始める前に、次のものを準備しておきましょう。
- 本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証など)
- メールアドレス
- スマートフォン
本人確認書類には、マイナンバーカードや運転免許証などを利用できます。
スマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影して提出する方法のほか、本人確認書類の画像をアップロードする方法もあります。利用できる書類や提出方法は異なるため、申込み画面の案内を確認しながら手続きを進めましょう。
なお、証券口座の開設にはマイナンバーの登録も必要です。マイナンバーカードを持っていない場合は、通知カードやマイナンバー記載の住民票と、本人確認書類を組み合わせて提出します。
楽天証券の口座開設手順

楽天証券の口座開設は、次の流れで進みます。
STEP1 口座開設の申し込み
公式サイトでメールアドレスを登録し、氏名・住所・電話番号などの基本情報を入力します。
総合口座とNISA口座は同時に申し込めるため、NISAを利用したい方はこのタイミングで申し込みましょう。また、特定口座(源泉徴収あり・なし)の設定もあわせて行えます。
STEP2 本人確認書類を提出する
マイナンバーカードや運転免許証などをスマートフォンで撮影し、画面の案内に沿って提出します。
STEP3 審査
楽天証券で審査が行われ、完了するとログインIDが発行されます。
なお、NISA口座は楽天証券での審査に加え、税務署での審査も行われます。利用開始まで1〜2週間程度かかる場合があります。NISAで早めに投資を始めたい方は、余裕を持って申し込むと安心です。
STEP4 初期設定
ログイン後、取引暗証番号や勤務先情報などの初期設定を行います。
初期設定は通常5分程度で完了します。設定が終わると、入金や商品の購入などの取引を始められます。
口座開設後に確認・設定しておきたいこと

口座を開設したら、取引を始める前に設定しておきたい項目があります。利用するサービスに応じて設定しておくことで、より便利に楽天証券を活用できます。
マネーブリッジを利用する
楽天銀行の口座を持っている方は、楽天証券との連携サービス「マネーブリッジ」を利用すると、普通預金金利の優遇やスイープ機能を利用できます。
月末までに手続きが完了すると、翌月から優遇金利が適用されます。
クレカ積立を申し込む
投資信託を積み立てる場合は、楽天カードによるクレカ積立を利用すると、積立をしながら楽天ポイントを貯められます。
積立額や年会費とのバランスを考え、自分に合ったカードを選びましょう。
NISA口座で積立設定をする
NISA口座を開設しただけでは、自動で積立は始まりません。
投資信託を選び、「つみたて投資枠」または「成長投資枠」で積立設定を行うことで、NISA制度を利用した積立投資を始められます。
クレカ積立を利用する場合も、対象ファンドや積立金額を設定する必要があります。
よくある質問
ここでは、証券口座開設についてよくある質問を紹介します。
- 口座開設に費用はかかりますか?
-
口座開設・口座維持ともに無料です。維持費もかかりません。
- 総合口座とNISA口座は同時に申し込めますか?
-
はい。楽天証券では、0歳から未成年口座(こども口座)を開設できます。親権者のうち1名が楽天証券の総合口座を保有していることが条件で、親権者が代理で申し込みを行います。
なお、NISA口座は18歳以上(口座を開設する年の1月1日時点)が対象です。
- 楽天証券とSBI証券は併用できますか?
-
ただし、NISA口座は1人につき1口座のみです。そのため、楽天証券とSBI証券の両方でNISAの非課税枠を利用することはできません。
- 口座開設の審査に落ちることはありますか?
-
本人確認書類の不備や入力内容の誤りがあると、再提出を求められることがあります。
氏名や住所などが本人確認書類と一致しているか確認してから申し込みましょう。
- 口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?
-
本人確認書類の提出からログインIDの発行までは数日程度が目安です。
NISA口座は税務署の審査もあるため、利用開始まで1〜2週間程度見込んでおくと安心です。
- 楽天ポイントはどんなときに貯まりますか?
-
楽天カードによる投資信託の積立や対象商品の保有などで楽天ポイントが貯まります。
貯まったポイントは、投資信託や国内株式、米国株式(円貨決済)の購入にも利用できます。
まとめ
楽天証券は、国内トップクラスの口座数を誇るネット証券です。国内株式の取引手数料無料(ゼロコース)や100円から始められる投資信託の積立、楽天カードでのクレカ積立、楽天銀行とのマネーブリッジなど、楽天グループのサービスと連携しながら資産形成を進められる点が特徴です。
総合口座とNISA口座は同時に申し込めるため、これから投資を始める方でもスムーズに手続きを進められます。口座開設後は、自分の投資スタイルに合わせてクレカ積立やNISAの積立設定などを行い、無理のない範囲で資産形成を始めてみましょう。設定まで済ませて、自分に合った投資をスタートしてみましょう。
新NISAの基本を詳しく知りたい方はこちらから


