生活防衛費ってなに?生活防衛費って必要なの?
まずは持っておきたい資産のことです!
家計を見直して準備していきましょう!
日常生活のなかで予想外の出費が必要になったときに使うお金のことです。
生活費や固定費を見直して貯蓄や投資を始める前に知っておくべきお金のことをお伝えします。
・「生活防衛費」のつくりかたがわかる!
・「生活防衛費」をつくるための予算管理がわかる!
・リスク管理がわかる!
この記事を書いた人
この記事を書いているわたしは、元メガバンク行員でお客さまのお金に関するお悩みの対応をしていました。家計を見直して資産を増やすためのお金の知識をお伝えします。
【生活防衛費をつくるため】予算管理のステップ
まずは予算管理をスムーズに行うために次のことを考えてみましょう。
- 収入と支出の分析
- 優先順位の設定
- 節約の戦略
収入と支出の分析
まずは家計の全体的な把握をしていきましょう。
毎月の収入と支出の把握です。
毎月の収入の額、毎月の 支出の額を思い出せる限りざっくばらんに書き出してみましょう。
そのときは頭の中で考えるのではなく
PCやスマホのメモ機能を利用したり手帳に書き出すなどして
目で見える状態での現状の把握に努めましょう。
優先順位の設定
支出の中で優先順位をつけましょう。
必要な支出と不必要な支出が見えてくるはずです。
このとき、頭の中で考えるだけではなく
PCやスマホのメモ機能や手帳に書き出すなどして支出の優先順位を自分自身で理解していきましょうね。
節約の戦略
支出の全体を把握できたら、その中で節約できるものがないか考えていきます。
- スマホの契約を見直す
- 利用していないサブスクの解約
- 節電する
- ATM手数料がかからないようにする
- コンビニに必要以上に立ち寄らない
- 水筒の持参
ほんのちょっとの心がけで数千円から数万円の節約になりそうなところが見えてきますね!
サブスクは無料キャンペーンが終わる前に解約しようとして、そのままのケースが多いです。
スマホの契約もサブスクの解約も、お手元のスマホで簡単に手続きができる時代なので
心当たりのあるかたは忘れないうちにすぐに手続きをされることをおすすめします。
【生活防衛費】の具体的なリスク管理
予算の作成
収支の見直しをして、生活防衛費用への予算を割り当てましょう。
収入と支出をバランスよく調整することが重要です。
緊急費用の備え
突発的な緊急な出費や災害などの緊急事態に備えるため、
月々の積み立てを行いましょう。
生活防衛費は一般的に3~6カ月分の生活費を備えることが薦められています。
毎月どのくらいの生活費がかかっていますか?
保険の検討
今、加入している保険の検討をしましょう。
保険の見直しで大きく節約できる場合もあります。
- 医療保険
- 自動車保険
- 火災保険
ご自身やご家族を守るために必要な保険を選びます。
同じような保障内容で複数の保険に入っていませんか?
働き始めたころに入った保険のままで数年見直しをしていないかたは
保障も現在の生活には合わなくなっていることもあります。
特約をプラスしたり必要のない保険を解約して数万円節約になったという方もいます。
自分の入っている保険の保障がよくわからなくなっている場合は、
見直しをFPや保険の専門家に相談すると正しい意見を受け取ることができます。
節約ばかりに目が向いて、必要な保障を省いてしまうことがないように注意しましょうね。
投資や貯蓄・追加収入の獲得
適切な投資や貯蓄を行いましょう。
副業がOKの会社なら、副業をして収入の柱を増やすことを考えてみるのもいいでしょう。
PCを使って在宅での副業多くあります。
長期的な資産形成や老後資金を考慮することが重要です。
投資は資産を成長させる手段であり、株式、債券、不動産、投資信託などの選択肢があります。
ただし、投資はリスクも伴いますので、慎重に情報収集し、自身のリスク許容度を考慮することが重要です。
副業や投資はすぐに結果が出るものではありませんが、
長期的な視点で取り組むことで資産の増加や将来の安定につながる可能性があります。
リスク評価と対策
火災や地震への備え、健康的な生活習慣の確立を考えていきましょう。
火災保険や地震保険のほかに、食料や食品の備蓄や簡易トイレの備えはありますか?
100均で一つ一つそろえたり
リュック付きのセットで揃えている方もいますね。
すでに揃えている方は、水や食料の期限を再度チェックしておきましょう。
知識と情報の獲得
時代とともに制度も変化していくので
知識を高めるためにセミナーや研修に参加したり、
本を読むことも有益です。
まとめ
生活防衛費はこの先起こりうる出来事に対処するために
必要で大切な資金のことです。
貯蓄初心者でもすぐに現金化できる生活防衛費を準備しておくために
家計の見直し、積立、保険の確認などに取り組みましょう。
自分や家族に合った計画をたてることが重要です。