※本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。制度やサービス内容は変更される場合があります。最新情報はSBI証券公式サイトをご確認ください。
SBI証券は、SBIグループ全体で総合口座開設数1,600万口座を突破した国内最大級のネット証券です。国内株式や投資信託、米国株など幅広い商品を取り扱っており、これから資産運用を始める方から経験者まで幅広く利用されています。
これから投資を始めようと考えているものの、「口座開設の手順が分からない」「特定口座やNISAはどう選べばいいの?」と迷う方もいるでしょう。
この記事では、SBI証券の口座開設方法や必要なもの、メリット・デメリット、特定口座やNISAの選び方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
- SBI証券のメリット・デメリット
- 口座開設に必要なもの
- 特定口座・NISAの選び方

草野みゆ
- 元メガバンク行員
- FP2級・AFP・証券外務員一種
- 金融ライター・編集者
- 『いまから始める新NISA』執筆(P78~95)
行員時代は年間1000人以上の資産運用相談を担当。現在は金融ライター・編集者として活動し、新NISAや資産形成を中心とした記事を執筆しています。
SBI証券のメリット

ここでは、SBI証券のメリットを見ていきましょう。
① 国内株式の取引手数料が無料
SBI証券では「ゼロ革命」により、条件を満たしたインターネットコースの国内株式取引手数料が無料です。
取引コストを抑えながら投資できるため、少額から始めたい初心者にも利用しやすい環境が整っています。
② 100円から投資信託の積立を始められる
投資信託の積立は100円から始められます(一部対象外ファンドあり)。
まとまった資金がなくても、自分のペースで資産形成を始められる点は大きな魅力です。
③ 幅広い商品を1つの口座で取引できる
SBI証券では次のような商品を取り扱っています。
- 国内株式
- 米国株式
- 投資信託
- ETF
- IPO
- 債券
- FX
- 金・銀・プラチナ など
投資に慣れてきても口座を作り直す必要がなく、長く利用しやすい証券会社です。
④ ポイントが貯まり、投資にも使える
SBI証券では、投資信託の保有やクレジットカード積立などでポイントを貯められます。
選択できるポイントは以下のとおりです。
- Vポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- PayPayポイント
- JALマイル
貯まったポイントは、投資信託や株式の購入に利用できるため、普段の生活で貯めたポイントを資産運用に活用できます。
⑤ スマホアプリが充実している
SBI証券では用途に応じた専用アプリが用意されています。
下記のようなアプリがあります。
- 投信つみたてアプリ
- SBI証券 株アプリ
- SBI証券 米国株アプリ
外出先でも資産状況やチャート、ニュースを確認できます。
SBI証券のデメリット

つづいて、デメリットを紹介します。
① 日本株と米国株でアプリが分かれている
日本株と米国株は別々のアプリを利用します。
両方を頻繁に取引する方は、切り替えが少し手間に感じる場合があります。
② 情報量が多く最初は迷いやすい
SBI証券は取り扱い商品が豊富なため、初心者は最初に「どこを見ればいいのかわからない」と感じることがあります。
ただし、投資信託やNISAだけを利用する場合は、専用アプリを使えば比較的シンプルに操作できます。
③ IPOは競争率が高い
IPO(新規公開株)とは、証券取引所に新たに上場する企業の株式を、上場前の価格で購入できる制度のことです。
口座数が多い分、IPOの抽選ライバルも多くなります。ただし、SBI証券では抽選に外れるたびに「IPOチャレンジポイント」が貯まる仕組みがあり、ポイントを利用して次回以降の当選確率が高まります。
口座開設に必要なもの

手続きを始める前に、次のものを準備しておきましょう。
- マイナンバーカード(推奨)
- または通知カード+本人確認書類(運転免許証など)
- メールアドレス
- スマートフォン
本人確認をスマートフォンで行う「ネットで口座開設」を選ぶと、最短翌営業日から取引を始められます。
一方、「郵送で口座開設」の場合は、書類到着後の審査などに日数がかかるため、急ぎの場合はネットでの手続きがおすすめです。
SBI証券の口座開設手順

SBI証券の口座開設は、次の4ステップで進みます。
- 口座開設の申し込み
- 本人確認書類の提出
- 審査
- 初期設定
それぞれ詳しく見ていきましょう。
STEP1 口座開設の申し込み
メールアドレスを登録する
まずメールアドレスを登録します。
登録したメールアドレスに認証コードが届くため、画面に入力して手続きを進めます。
基本情報を入力する
次に、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
などを入力します。
本人確認書類と同じ内容を入力するとスムーズです。
特定口座を選択する
特定口座は
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 一般口座
から選択します。
初心者の方は、「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶケースが一般的です。
この設定にすると、SBI証券が税金の計算・納付を行うため、売却益が発生した場合でも原則として確定申告は不要です。
一方、損失の繰越控除や他社との損益通算などを利用する場合は、確定申告が必要になることがあります。
新NISAを申し込む
新NISAを利用する予定がある方は、総合口座の申し込みとあわせてNISA口座も申し込めます。
後から手続きすることもできますが、一緒に申し込んでおくと手間を減らせます。
NISA口座は1人につき1口座、1つの金融機関でしか開設できません。すでに他社でNISA口座を開設している場合は、そのまま重複して申し込むことはできません。
ポイントサービスを選択する
SBI証券では、貯めるポイントを選択できます。
- Vポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- PayPayポイント
- JALマイル
普段利用しているポイントを選ぶと、より活用しやすいでしょう。
口座開設方法を選択する
最後に口座開設方法を選びます。
- ネットで口座開設
- 郵送で口座開設
ネットで口座開設を選び、スマートフォンで本人確認を行うと、最短翌営業日から取引を開始できます。
郵送の場合は、書類到着後の審査などに日数がかかるため、時間に余裕をもって申し込みましょう。
STEP2 本人確認書類を提出する
スマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影し、画面の案内に沿って提出します。
提出後は「口座開設申し込み完了のお知らせ」が届きます。
また、WEBから申し込んだ場合は、口座開設状況を確認できるページから手続きの進み具合を確認できます。
STEP3 審査
本人確認書類の審査が行われます。
ネットで口座開設を選択した場合は、審査完了後に「口座開設お手続きのお知らせ」がメールで届きます。
郵送で受け取りを選択した場合は、ユーザーネームや初期パスワードなどが記載された書類が簡易書留で送付されます。
STEP4 初期設定
審査完了後は初期設定を行います。
主な設定内容は以下のとおりです。
- 取引パスワードの設定
- お客様情報の確認
- 出金先金融機関口座の登録
- 投資経験などのアンケート回答
初期設定まで完了すると、取引を始められます。
口座開設後にやっておきたいこと

口座開設後は、安心して利用するためのセキュリティ設定や、投資を始める準備を進めておくとスムーズです。
パスキー認証を設定する
2026年から、SBI証券ではパスキー認証に対応しています。
パスキー認証を利用すると、
- パスワード入力が不要
- ログイン時の追加認証が不要
- フィッシング詐欺などへの対策につながる
などのメリットがあります。
ログイン後は、早めに設定しておくと安心です。
投資信託の積立設定をする
投資初心者の方は、投資信託の積立から始める方法も選択肢の一つです。
SBI証券では100円から積立でき、2026年5月に初めて投資信託を購入した方の多くが積立投資を選択しています。
また、積立コースでは「毎月コース」を選ぶ方が多く、無理のない金額でコツコツ資産形成を始める方が多いようです。
よくある質問

ここでは、SBI証券の口座開設について、よくある質問を紹介します。
特定口座は「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」のどちらがおすすめですか?
- 特定口座は「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」のどちらがおすすめですか?
-
投資初心者の方は、「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶケースが一般的です。
SBI証券が税金の計算・納付を行うため、売却益が発生しても原則として確定申告は不要です。
一方で、損失の繰越控除や他社との損益通算を利用する場合などは、確定申告が必要になることがあります。
- 口座開設にはどれくらい時間がかかりますか?
-
ネットで口座開設を選択した場合は、最短翌営業日から取引を開始できます。
郵送で申し込む場合は、書類の到着や審査があるため、ネット申し込みより時間がかかります。
- NISAはあとから申し込めますか?
-
はい、あとから申し込むことも可能です。
ただし、これからNISAを利用する予定がある場合は、総合口座と同時に申し込むと手続きが一度で済みます。
まとめ
SBI証券は、SBIグループ全体で総合口座開設数1,600万口座を突破した国内最大級のネット証券です。
国内株式の取引手数料無料(条件あり)、100円から始められる投資信託積立、豊富な商品ラインアップなど、初心者から経験者まで利用しやすい環境が整っています。
口座開設はスマートフォンだけで申し込みから本人確認まで完結でき、ネットで口座開設を選べば最短翌営業日から取引を始めることも可能です。
これから資産形成を始めようと考えている方は、まずは口座を開設し、自分に合った投資方法を少しずつ検討してみてはいかがでしょうか。
SBI証券について詳しく知りたい方や口座開設を検討している方は、公式サイトで最新の手続き方法やサービス内容を確認してから申し込みを進めると安心です。



